生誕記念の集い 開催報告
平成29年3月26日(日)、廣池千九郎中津記念館(大分県中津市)において、「廣池千九郎生誕記念の集い」を開催しました(主催:公益財団法人モラロジー研究所・学校法人廣池学園)。
毎年行われる本行事、今回は昨年3月から執り行ってきた「廣池千九郎生誕150年記念年」の締めくくりという特別な節目を兼ねての開催でした。式典には、佐藤禎一・大分県芸術文化スポーツ振興財団理事長、奥塚正典・中津市長などの来賓のほか、全国各地から約2100名が参加しました。
式典では、「ミネルヴァ日本評伝選『廣池千九郎』を執筆して」と題して、橋本富太郎・麗澤大学助教の講話があり、本書を通じて廣池千九郎を顕彰する意義、モラロジー(道徳科学)の形成に至るまでの道のりなどについて話しました。
講話に引き続き、まとめとして井出元・廣池千九郎記念館館長が、生誕100年から現在に至るまでの廣池に関する研究や資料整理の歩みを紹介し、これらの作業を経たこの50年間で、今後さらに廣池を顕彰するための基盤を確立することができた、と述べました。
来賓挨拶 奥塚正典・中津市長
記念講演 橋本富太郎 麗澤大学助教
記念講演 井出元 ・廣池千九郎記念館館長